クリエイターを応援するサービス『Ofuse』鮮烈のデビュー!その裏側で発生した悲しい出来事

2017年も残すところ1日。そんな年の瀬にあるサービスの先行プレリリースが発表された。2017年12月28日に公開されたクリエイターを直接応援するサービス『Ofuse』だ。

運営会社は株式会社Ofuse。東京都が運営するASACスタートアップアクセラレーションプログラム第5期の受講者でもある。

『Ofuse』のサービスは極めてシンプル。クリエイター側は同社が運営するプラットフォーム内にOfuse箱を設置する。そのURLにユーザーがアクセスすると、Ofuse額の半分の文字数のコメントが送れるというもの。

そもそもこのサービスが誕生した背景には、クラウドファウンディングで発生した課題がある。プロジェクト単位での資金集めに有用なクラウドファウンディングだが、返礼というルールが生じる。調達に成功したユーザー中には、返礼の品を制作する作業に追われて、本来の仕事が遅延するケースもあるそうだ。

この課題に対して一石を投じるべく誕生したのは『Ofuse』である。私がこのサービスを目にした時に感じたのは驚異的な手数料の安さだった。いわゆる投げ銭のサービスは数多くある。ただし、多くのプラットフォームを見てみると、その手数料の金額には目を見張るものがあった。

細かく取り上げるとキリがないのでざっくりと書くが、約30%以上を手数料として取っているプラットフォーマーが多い。また、口座を登録しない場合は没収。一定の金額に到達しない場合は振込がないなど、運営側のお金周りを意識している点が見受けられる。

話しを元に戻そう。

ofuse』はその発表後、大きな注目を集めた。公式TwitterのRT数は6659(12月31日0時5分現在)。ちなみにHPはない。その理由については、サービスリリースに全てのリソースを投じているためだと公式Twitterでポストされている。

『ofuse』の運営からはクリエイターへの確かな愛を感じられた。

“好きな作品(人)には貢ぎたい。でも、振り込めないので、Ofuseを作りました。”

好きな作品・人にはお金を払いたい。これは何かに心を動かされたことあれば、一度は感じたことがある感情なのかもしれない。

例えば、筆者の場合はプロレスが大好きだ。だから、選手のTシャツを購入する。アイドルの応援もそうだろう。これは、シーズン毎にお金を払う機会があるからできることだ。

他のクリエイターの場合はそうはいかない。同じアニメや漫画、音楽で何度感動しても一度しかお金を支払うことはできない。同じ円盤や本、CDを何度も購入しようというと思わないように。

そんな課題を解決するために誕生した『Ofuse』。暖かい目で影からこれからの成長を応援していたら、問題が起こった。

類似サービスのTwitterアカウントが2日後に突如として現れた。

そのサービス名は『Cheeer』。運営会社はMeyasubaco株式会社だ。

『Cheeer』のTwitterアカウントが『Ofuse』をエゴサし、急激に増えた『Ofuse』のフォロワーに対して、フォローを連発していたのだ。

これはちょっとやりすぎなのではないか。

※2018年1月1日追記

2016年、2017年。Webサービス界隈にも大きな事件があった。その背景にあったのは、企業としての利益を優先するあまり、大切なものを見失っていたためだと私は思う。

利益を追求するのは全く悪いことではない。会社経営としては健全だ。だが、美学がなければ。誰かを傷つけてしまっては意味がないと私は思う。

2017年も残すところ後1日。悲しい出来事が続かない2018年になることを心から願う。相手の気持ちになって自分の襟を正す。これだけで、もっとより良い世界になるだろう。

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